免疫細胞治療

免疫細胞治療とは?

免疫細胞治療は、体の中の免疫システムを強化して病気を治療する方法です。
免疫システムは、体を守るための防衛機能で、ウイルスや細菌、がん細胞を攻撃してくれます。
この治療法では、特に病気と戦う力が弱まっている免疫細胞を補強したり、活性化させたりします。
当院ではT細胞・NK細胞・NKT細胞を用いた治療を行っております。

期待される効果

体の自然な防御力を活かす

免疫細胞治療は、体自身の免疫細胞を使うので、自然な防御力を活かして病気と戦うことができます。

がん治療に効果的

免疫細胞治療は、特にがん治療において注目されています。がん細胞を特定して攻撃する能力を持つ免疫細胞を増やすことで、がんを攻撃しやすくします。

副作用が少ない

自分の免疫細胞を使うため、副作用が少ないのが特徴です。他の治療法に比べて、健康な細胞へのダメージが少ないです。

免疫細胞治療の流れ

No.1 免疫細胞の採取
ご自身の血液から免疫細胞(T細胞やNK細胞、樹状細胞など)を取り出します。
No.2 免疫細胞の増やし方
取り出した免疫細胞を専門の細胞培養加工施設で培養します。この過程で、病気に対する攻撃力を高めるために特別な処理を行います。
No.3 免疫細胞の戻し方
培養した免疫細胞をご本人の体へ戻します。これにより、体内でがん細胞や病原体等と戦う力が強化されることを期待します。

免疫細胞治療のメリット

高い特異性

高い抗がん効果を発揮すると共に、正常細胞への悪影響は限りなくないと考えられます。

再発予防

免疫力の向上を行うことで、がんにおける根本療法を目指し再発予防を期待します。

治療の選択肢が広がる

他の治療方法と併用でき、抗がん効果だけでなく体力の維持向上や副作用の軽減効果なども期待します。

免疫細胞治療のまとめ

免疫細胞治療は、ご自身の持つ免疫力(免疫細胞)を活用した治療法です。